今回は、名古屋市中区栄(地下鉄矢場町駅5番出口直結)松坂屋名古屋店南館10Fにあります『矢場とん』松坂屋名古屋店でランチをいただきましたのでご紹介させていただきます。
こちらには同じく名古屋名物の『ひつまぶし』をいただける蓬莱軒さんもございます。
昭和22年創業。秘伝のタレでいただく味噌カツ
松坂屋南館10階は、名古屋名物の大人気のお店である『矢場とん』と『蓬莱軒』があるのでいつもたくさんの人で溢れかえっており並んで待つのが常ですが、現在、2021年5月の緊急事態宣言下では、びっくりするぐらい空いておりすぐに入れました。
店内は、テーブル席の他に個室もあり予約もできるようです。
椅子の背中が全部、矢場とんのキャラであるブーちゃんが彫ってあり、可愛いですね。
屋台で、食べていた串かつを、おもむろに”どて鍋”のたれに浸して食べたのがきっかけで、試行錯誤し、やっとの思いで秘伝のみそだれを完成させ、昭和22年(1947年)、「矢場のとんかつ」として創業されました。
地元の人気店となり、それに伴いみそかつも浸透していきましたが、当時みそかつは大衆料理ではなく、大変高価な料理であったようです。
メニュー
こちらはとてもメニューが豊富で、何を頼んだらいいのか迷うかもしれません。
たくさん食べられる方は、ロースもひれもいただける『矢場とん三昧』や名古屋名物エビフライも一緒にいただける『海老三昧』もオススメです。
鉄板でいただくとんかつ御膳も人気のメニューです。
わらじとんかつ御膳もボリューム満点です。
今回いただいたのは、こちらの『ロースとんかつ御膳』『ひれとんかつ御膳』です。
何と言ってもヒレは女性にとっては食べやすいかと思いますし、とんかつの量も選べるのでオススメです。
名古屋B級グルメ 台湾味噌をトッピングされた丼などもあります。
極め付けには、エビフライもございます。
カレーともコラボしていますね。
おつまみもこれぞ名古屋といった、『味噌大根』や『もつ串』『どて煮』など味噌のオンパレードです。
ひれとんかつ御膳 小 1600円
低温の油でじっくりと揚げたひれ肉はとても柔らかくて、ヘルシーで女性に人気のメニューです。
ご飯は雑穀米か白米が選べます。
本来くどい「とんかつ」も「みそ」を単純に掛け合わせていただくと、味が濃くしつこい味になるので、「厳選された豚肉」「とんかつの揚げ方」「みそだれ」のバランスが大事になってきます。
豚肉は南九州産を中心に厳選された良質な生肉を使用され、 旨味が半減しないように料理の行程で、豚肉を一切叩きません。
比較的細かめの生のパン粉と乾燥させたパン粉の2種類をブレンドして、ふんわり感とカリッと感を出しています。
秘伝のみそだれのレシピは門外不出で、一年半熟成させた天然醸造の豆味噌を使用し、創業当時そのままの味を守り続けています。
油は厳選された植物性サラダ油にラードをブレンドして使用し、しつこさを軽減します。
味噌カツは、いろいろな食べ方を楽しむことができ、からしであっさり、すりゴマも美味しく、一味もよく合います。
さらにこだわりの「お茶」は、旬の時期に一番に摘まれる新茶である「一番茶」です。一番茶は二番茶・三番茶よりも栄養価が高いのだそうです。
付け合わせもついてきます。
ロースとんかつ御膳 1500円
現在みそかつといえば、ドロッとした赤みそのみそだれをかけることが多いですが「矢場とん」では串かつを”どて鍋”にドボンと浸して食べたという当時のイメージにこだわりを持たれています。
このように店員さんが、味噌だれを持ってきてくださり、その場でかけてくださいます。
かなりつかってますね(笑)
まとめ
今回は、名古屋名物『味噌カツ』のお店をご紹介させていただきました。
実は、矢場とんだけでなく、いろいろなお店でも出されていますので、それぞれのお味を楽しむのもいいかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!